こざーなです。
この記事では僕自身が全くの未経験でWebライターに転職した経験をもとに「未経験でWebライターになる方法」について解説します。
ちなみに、この業界に入ったのは36歳です。
それまでは色んな職種をあちこちやってて直前は大手通信キャリアで携帯電話の販売でした。
つまり、全くの未経験でこの業界に入ったのですが結果、収入も上がり、休みも増えて良かったと思っています。
そこで今回、全くの未経験でWebライターになる方法について解説します。

あるいは

という方はぜひ、最後までご覧ください。
Webライターに特別な資格やスキルは必要無し
まず、Webライターになるために必要な資格はありません。
また、特別やソフトやアプリを扱える必要もありません。
これが最大のメリットですね。
例えば、エンジニアやプログラマーは特殊な言語を習得する必要がありますし、デザイナーや動画編集者であれば画像編集ソフトのPhotoshopやIllustrator、あるいはPremiere ProやAfter Effectsなどのソフトが使えることが必要になります。
これらを習得するには時間がとてもかかりますし、ソフト自体にもお金がかかります。

ただし!文章がかければいいと言うわけではない
「じゃあライターなんて誰でもできるじゃん!」
そう考えがちです。確かにそれはある意味正解です。
でも本当に生業として、お金を稼ぐためのWebライターという基準で考えた場合、やはりそこには必要なスキルや心構えがあります。
逆に言うとそれさえ身につければ、言葉だけでお金を生み出す=稼げる職業という非常に魅力的な職業となります。
僕自身も言葉や文章が好きで「それでお金をかせげる」と言うことに非常に魅力を感じてこの職業を選びました。そして実際、その通りになっています。
Webライターに必要な心構えは「何のための文章なのか」
では、Webライターに必要な心構えとは何か。
それは「何のための文章か」という意識です。
そもそもお金をもらって文章を書くということは、クライアントや会社がその文章で顧客に向けて何かアピールしたいということです。
例えば、転職の記事を書いて欲しいとなると単に転職についての記事を書くのではなく、それを読む読者にどういうことをアピールしたいのか、わかって欲しいのかをクライアントや会社の立場に立って考えた文章にしなければならないのです。
この視点がない文章はただの自己満足となり、クライアントも読者も満足させられない文章となります。
職業としてのWebライターの場合、自分の意見は必要ありません。
「クライアントが求めているのはどういう文章か」
この心構えが必要となります。
※自分の意見をもとめられるのはエッセイストやブロガー、インフルエンサーですね。
Webライターに最低限必要なスキルは2つ
さて以上を踏まえた上でWebライターに必要なスキルは2つあります。
Webライターとして押さえておくべきライティングはセールスライティングとSEOライティングです。
Webライターとして押さえておくべきライティングはセールスライティングとSEOライティングです。
セールスライティングとは商品やサービスをユーザーに「買いたい」と思わせ、行動させるような文章を書くテクニックです。
Web上で販売するというのは地域関係なく、誰にでもアクセスできるメリットがある反面、接客業のような直接的な「押し」が出来ないという弱点があります。
そのために文章だけで人を動かす必要があります。
このセールスライティングを身に付けておくと言葉で色んな人を動かすことが出来るようになりますし、会社での評価や給料もアップします。
SEOライティングとはインターネット検索で記事が上位に表示されるための文章テクニックです。
例えば
「京都 交通事故 弁護士」
と検索してきたユーザーに自分の記事やサイトが上位に表示されるようにするものです。
Googleなどの検索エンジンは常に利用者により良い情報をよりアクセスしやすいようにということでアップデートを繰り返します。
そんな中で常に上位表示されるためには色んなテクニックがあり、それらを駆使して上位表示させる続けるのがSEOライティングです。
その他にもニュース記事やまとめ記事などのライティングもありますが、セールスライティングとSEOライティングを押さえておくと給料が良い会社に就職しやすくなります。
おススメの本はこちらです。
その他にあればいいスキルについて
Webライターには以上のスキルがあれば十分ですが、その他にもマスターしておくとよいスキルがあります。これらについてご紹介します。
HTML
HTMLとはごく簡単に言えば文章の装飾です。
Web上では文章の装飾をする際にこのHTMLのルールに従って行います。
例えば、太字にするときは太字にしたい文章や単語を<strong></strong>で囲むといったようなルールがあります。
その他に見出しには<h2>、箇条書きには<li>を使うなどがあります。
これらのルールがまとまっているサイトを貼っておきますので、参考にしてください。
専門用語を覚える
Webライターは記事を書いて終了というイメージがありますが、実際には自分の書いた記事がどのような効果をもたらしているかまでを把握する必要があります。
その中で色んな専門用語がありますので、これらも覚えておくと良いです。
ライターであれば覚えておくべき専門用語を下にまとめましたので参考にしてください。
- ペルソナ…読んでほしい読者やユーザーの人物像。
- PV(ピーブイ)…自分の記事が何回見られたかという数字。100回見られたら100PV。
- CV(コンバージョン)…最終成果。例えばECサイトであれば商品購入。サービス系であればお問い合わせや資料請求。
- リライト…原文を元に、文章を書き足したり修正したりすること
- エビデンス…根拠の証明、文章の裏付け
- キュレーション…まとめ記事、情報を繋ぎ合わせること
分析ツールの使い方を覚える
「いかに自分の文章が読まれているか」それを分析するツールがあります。
最も有名なのは「Google Analytics」(グーグルアナリティクス)です。
このツールは自分の記事やWebがどのような経路で読者が到達しているか、あるいはどれくらい読まれているかを分析するツールとなっています。
またその他に「Google Search Console」(グーグルサーチコンソール)なども有名です。
これらを扱えるようにしておくとWebライターとしてのスキルがぐっとあがります。
ブログをやる
以上を踏まえた上でブログをやっておくのはおススメです。
これは必須ではないのですが、ブログをやることでライティングの訓練にもなりますし、効果測定もできます。
また、転職活動の際にもアピールポイントにもなります。
そしてこれが発展すると、自分だけの収入を確立することだってできます。
僕自身も、Webライターになる前にブログをやっていたのですがこれが一番良かったと思っています。
フリーランスか会社員か
Webライターになるにはフリーランスで活動するか会社員として活動するかという選択があります。
僕自身の経験で言うと、会社員として活動できるなら会社員がおすすめです。
なぜなら、やはり安定性が違うからです。
僕も仕事上、フリーランスのライターの方と取引を行うことがあるのですが、仕事の波があるという印象です。
ただし、地方の方などはWebライターを募集している企業などが少ないのでその場合はフリーランスという選択になります。
もちろん、フリーランスの方でも月100万円以上稼いでいる人もいるので一概に悪いというわけではありません。
フリーランスにしても会社員にしても「いかに良い会社(取引先)を見つけるか」にかかっています。
会社員としてWebライターになるには
会社員としてWebライターになるには
特にWeb業界は誕生してまだ25年であり、ほとんどがベンチャー企業です。
ですので同じような仕事でも会社によって給料や待遇が全然違います。
例えば、リモートワークOKのところもあれば、インセンティブが充実しているところもあります(自分の書いた記事の反応が良ければ一時金が支払われる等)。
また、逆にブラック企業もありますので見極めが必要です。
とは言え、未経験でどの会社が良いのか危ないのかという見極めは難しいでしょう。
そこで利用すべきは転職エージェントです。
転職エージェントとは、完全無料で転職相談に応じてくれて、企業の求人紹介から面接のセッティング、給与交渉など転職に必要なサポートをしてくれるサービスのことです。
実際にはキャリアドバイザーと呼ばれる転職のプロがサポートについてくれて転職に必要なサポートをしてくれます。
具体的なサポート内容は以下になります。
- キャリア相談
- 求人情報紹介
- 履歴書や職務経歴書の添削
- 面接対策
- 面接のセッティング
- 給与・条件交渉
このように、転職エージェントは転職を成功させるためのすべての活動を全て代わりに行ってくれます。
特に面接対策や給与の条件交渉は自分で行うには難しいところでもあるのでとてもありがたいです。
転職サイトにはない、非公開の求人情報も紹介してくれるのも転職エージェントの大きなメリットです。
フリーランスでWebライターになるには
フリーランスでWebライターになるには自分で仕事や案件を取ってくる必要があります。
最近ではSNSなどでも仕事を募集していたりするのですが、危険な場合もあります。
そこで利用したいのはフリーランスのマッチングサイトです。
おすすめはクラウドテックです。
こちらでは一般の求人サイトよりも自由な働き方での案件が多く、またクラウド系よりも給料が高く、長期的な案件が多いです。
無料登録するとクローズ案件も閲覧できるので一度、登録してどのような案件があるか確認してみましょう。
それだけでも業界の水準が把握できます。
上級者向け:ライターを抱える
まとめ
以上、未経験からWebライターになる方法について解説しました。
まとめると
- Webライターになるにはお金がかかるような技術習得やソフトは必要なし
- ただし、お金を稼ぐには「セールスライティング」と「SEOライティング」を学ぶ必要がある
- 会社員でWebライターになるには「転職エージェント」を利用すべき
- フリーランスでWebライターになるにはクラウドサービス系のサイトで探すのが良い
以上となります。
ライターになった後も業界の動向やスキルを磨く必要がありますが、自由が利く職業としてはこれほど魅力的な職業はないなと実感しています。
Webライターになりたい方は是非、参考にしてください!