転職・就職活動共に聞かれるのは
「どうして御社に応募されましたか」
という質問。
でも、そう言われても


「給料が多そう」
「休みがしっかり取れそう」
「楽そう」
なんだけど
などが本当の理由だったりしますよね。

ってことで多くの人が色んなもっともらしいことを何とかひねり出して回答しますが、何となくの答えでは面接官に見透かされてしまいます。
しかし、逆に言えば、これと言った志望動機がなくてもポイントさえ押さえて回答すれば面接に通りやすくなります。
僕自身も現在、会社勤めが嫌で今の会社(リモートワーク・フルフレックスOK)を選んだのですが、それをそのまんま言っても内定がもらえないので以下に説明する方法で乗り切りました。
この記事では
あなたに
志望動機の攻略ポイント
志望動機の回答テンプレ
を解説します。
これを読めば志望動機が思い浮かばず困っているあなたでもきちんとした志望動機を答えられるようになり、内定がとりやすくなります。是非、最後までご覧ください☆
志望動機を聞いてくる面接官の意図
では攻略ポイントを説明する前に、まず、面接官の意図を把握しましょう。
そもそも面接官は志望理由を聞くことで何を知りたいのでしょうか?何をチェックしているのでしょうか?それは以下の3つになります。
①社会人として最低限の常識があるかの把握
まず、どのような人物なのかを把握しようとしています。
「仕事に何を求めているのか」
「そもそもどういう人間性なのか」
などの人物像を把握しようとしています。
その理由としては単純に社会人として一定の基準を達しているかどうかを把握したいのです。
②応募者が社風とマッチングしているかを知りたい
また、志望理由の内容から会社の社風とマッチングしているかを知ろうとしています。
社風とは会社が持つ雰囲気や価値観のことです。
この社風、会社によって全く違うんです。
例えば、協調性を重視しているところで、数字や結果バリバリの体育会系の人間が来られても困りますよね?
そんな感じで社風とのマッチングもチェックされています。
③即戦力になるかの判断材料
また志望理由の内容を聞くことで戦力になるかを判断しています。具体的には
これまでのスキルや経験が会社の欲しいものかどうか
あるいはスキルなどが合致していなくても
即戦力になれるほどのバイタリティやコミュニケーション能力があるか
などをチェックしています。その中でも「バイタリティ」や「コミュニケーション能力」を重視している理由として
やはり、やる気があって自分から色んな事を主体的に学んだり動いていく人材でないと成長が難しいですし、
そのうえでコミュニケーション能力は必須になってくるからです。


内定をもらうための対策ポイント
面接官のチェックポイントは分かりました。
では、その上でどのような対策が必要なのでしょうか。具体的には以下のポイントを押さえると良いでしょう。
競合会社との差異を「選んだ理由」にする
まず、「社会人としての素質」の部分でワンランク上の回答をするためには競合会社との差異を押さえましょう。
業界に関して触れるのは最低限。それよりもっと踏み込んだものにするには競合他社との差異を押さえておくと良いでしょう。
そうすることで面接官はより明確に自社の強みを把握したうえで応募してくれているんだなと印象が良くなります。
会社の方針をチェックしてそれを志望理由に入れる
会社の求人情報に載っている情報だけでなく。会社のホームページなどに載っている会社の方針などをチェックしてそれを志望理由に入れてみましょう。
これも上と同様に面接官にとって下調べがしっかりしていると好印象に受け止められます。
過去の自分の実績と会社の方向性のマッチング
これは自分が過去に積み上げてきた実績やそれに取り組んだ方法をアピールするとともに会社にとって即戦力になりうるかどうかのアピールにもなっています。
志望動機なんてテンプレ使って適当でいい!?
以上を踏まえた上で、志望動機に盛り込むと面接官には良い印象が残ります。
しかし、面接官もプロが多い。なのでうわべの志望動機は見抜かれてしまいます。
とは言え、自分で考えたオリジナリティあふれたものがいいかと言えばそうでもありません。
ある程度型は押さえたほうが結果、社会人としての常識は知っていると認識されて評価は高まります。
あくまで型を押さえたうえで要所要所で自分のオリジナリティを入れていくと良いでしょう。
回答テンプレ
以下に回答テンプレを用意しました。これらを基に自分で調べた具体的な内容を盛り込むと良いでしょう。
これまでの私の経験を最大限活用し、貴社事業の更なる成長に貢献したいと考えております。
組織成長に貢献できると考えております。
貴社のような理念を大切にしている方々と働きたいと考えております。
是非、貴社にてビジョンの実現をお手伝いしたいと考え、志望致しました。
志望理由は重要なアピールポイントなのでポイント押さえてうまく攻略すべし
以上、志望理由なんてねーよ!というあなたに対策方法をまとめました。
志望理由は実は色んなことをチェックされているのです。
ただ、その分攻略ポイントがあるのでそれらを押さえて効率的に答えましょう。