人生の悩み 夫婦・子育て

現在進行形のうつ夫婦が関係を保つために心掛けていること

こざーなです。

この記事では嫁さんもうつ、旦那もうつの夫婦はどうしているかについてお話していきます。

何を隠そう僕の家庭がうつ夫婦なのです。

ちなみに僕がうつになったのは3年前で
嫁さんがうつになったのは1年前。

症状がひどい時に時期は重なってないんですが、嫁さんはまだ現在も治療中で僕もたまにおちる時があるという状態です。

でも、実際に僕らもうつになって分かったんですが

夫婦で心の病を持っている人って結構多いみたいなんですよね。

場合によってはそれで離婚しているところもあるみたいで。

僕らの場合も一時期離婚危機まで陥ったんですが、今は何とかお互いに程よい接し方や距離感を見つけてそれで何とか夫婦をやっています。

というわけで今回、僕らの場合はどうしているかについてお話します。

現在の状況:基本はお互い干渉しない

で、まず現在の僕らの状況についてお話しすると

今は二人とも家にいます。

嫁さんは休職中で、僕は在宅で仕事しているので朝から晩まで一日中同じ家の中というか空間にいます。

じゃあその状況で僕らはどうしているかというと

基本的にはお互いに干渉しません。

僕は僕で部屋にこもっていますし、嫁さんは嫁さんで買い物に出かけたり家の中でなにかやっています。

同じ空間にいながらも一緒にはいないという感じです。

何ならご飯も一緒に食べることはほぼありません。

別に仲が悪いというわけでは一切なくてこれが今、一番良い距離感になっています。

後は、分担を明確にしています。

嫁さんは家事や育児を担当

僕は仕事に集中といった感じです。

お互いに一緒に何かするというのは子どものお風呂くらいですかね。

この辺りも共同作業を設けないことでストレスが発生しないようになってるんじゃないかと思います。

とにかくお互い干渉しないっていうのに尽きますね。

お互いがしんどくなった時

で、やっぱりうつ夫婦なんでどちらかの気分が落ちるときがあります。

そんな時はお互い相手を「察して」行動をとるようにしています。

例えば嫁さんがしんどそうなときは家事や育児を嫁さんに代わって僕がやるっていう感じです。

逆に僕がしんどいときは

「放置してもらう」

という感じです。子どもたちにも僕の部屋に入ってこないようにしてもらってます。

ポイントはしんどい時はしっかり態度に出すということです。

「相手に負担かかるんじゃないか」

とかそんな気遣いはせずにとにかく露骨にしんどい様子を見せるということです。

「しんどい」っていうのが言葉にすることすら「しんどい」時ってあるじゃないですか?

なので態度に出すという風にしています。

うつ夫婦で気を付けている事

で、こんな感じで日々過ごしているんですが、気を付けていることが2つあります。

一つは今は将来のことをあまり考えすぎないということです。

うつになると将来を悲観的に考えがちです。

「この先どうなってしまうんだろう」
「治るんだろうか」

あるいは

「鬱がこのまま続くとした場合にどうすべきか」

なんてことを考えがちですが、こういった発想を今持ったとしても経験上、あまり正常な答えが出ることがありません。

むしろ、症状を悪化させることがあるのでそれよりはとにかく今は平穏な日々を過ごすということを心掛けるようにしています。

「いつか気持ちが持ち直せば」

その時にこれからのことを考えるようにしようと思っています。

もう一つは相手に依存しないということです。

僕らの場合、先ほど相手に干渉しないという話をしましたが、これは相手にあまり期待しないという意味もあります。

家にお互い居て、

「あれしてくれたらいいのに」
「これしてくれたら楽なのに」

と思うことは沢山あります。

でも、そういう相手に依存した期待が相手にとって負担にもなるし、その期待に応えてもらえなければ結果、自分自身にもストレスを引き起こすこともあるので

相手に期待しない、依存しないようにしています。

まとめ

以上が、僕たちうつ夫婦が関係を壊さないように行っていることや心掛けていることになります。

まとめると

  • お互い干渉しない、距離感をとる
  • しんどい時は隠さないし、露骨に態度に出す。その時だけ助け合う
  • 将来を考えすぎない
  • 相手に依存しない

ということになります。

まぁこうは書きましたが、僕らも時には押しつぶされそうな不安にも襲われますし、時には大げんかもします。

でも、とにかくそれぞれが負担のないように支え合うことが出来ればと思いながら日々模索しています。

現在、うつを抱えている夫婦の方に少しでも参考になればと思います。

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