人生の悩み

【体験談】自殺寸前のうつ病から復帰した全経緯

こざーなです。

僕はブログのタイトルの通り、現在引きこもり状態で過ごしています。

基本は家で過ごしており、仕事も在宅でできる環境で働いています。

なぜ、そのようになったかというと現在、3年前にうつ病を発症したのが原因なんです。

今は何とか治ってるんですが、まぁ当時の鬱絶頂の時はひどくて、何度も自殺行為を繰り返していました。

当時は

「もう治ることもない」

と絶望していましたが、今は何とか症状が改善しました。

ということで今回は僕が

  • うつ病になったきっかけや様子
  • うつ病を治した方法
  • 現在どういう状態か

ということをお話したいと思います。

うつ病になったきっかけ

うつ病になったきっかけなんですが、正直よくわかっていません。

病院でも、ハッキリとした原因が分かりませんでした。

ただ、思い当たるのがうつ病になった当時「無職」だったということです。

僕は35歳までガチのバンドマンをやっていました。

レコーディングやライブ、スタジオ練習があって、さらにはそれだけで食べられなかったので仕事もしていました。

ほぼ毎日何か仕事をしていてプライベートが無い状態でした。

それが35歳でバンドが解散となり、ふと人生を振り返った時に

「もっと自由に生きたい!」
「もっと!家族と過ごしたい!」

と思うようになり、それまでやっていた仕事も辞めて無職になりました。

うつ病発症

そして最初の2ヶ月はとにかく楽しい毎日を過ごしていました。

「近くの公園に家族で出かける」

そんなことにも幸せを感じる日々でした。

しかし、3ヶ月後くらいからおかしくなり出して

「あれ?今の状況やばいんじゃない?」

と不安になってきました。

無職になった当初は「また就職すればいい」と考えてて、その自信もありました。

しかしその自信もすっかりなくなり、今後の人生に光が見えなくなりました。

何度も言いますが、きっかけはよくわかりません。

どんどん不安が重なり、絶望が襲ってきて、しまいには生きるのが嫌になってきました。

そして自殺行為を行うようになります。

不安を自覚してからわずか2週間足らずでした。

病院に行くも、、、

そんな状況を見て嫁さんから

「病院に行きなさい!」

と言われました。

でもその時、誰にも会いたくないという気持ちでいっぱいでした。

それでも嫁さんの付き添いでようやく病院に行きました。

そして病院では

「今、人生に絶望感を感じていて」
「とにかく死にたくなるんです」

と赤裸々に現状を伝えました。

そうすると、医師から

「死んでもいいけど子どもの前ではやっちゃだめだよ」と言われてしまいました。

正直、その時ビックリしてしまいました。

『そんなこと言うの!?』

と。

そして診断の結果、うつではなく「不安障害」と告げられました。

それを受け入れて処方された薬を飲んでいたのですが一向に症状は良くなりませんでした。

むしろ、悪化する一方でとにかく自殺行為を繰り返すようになりました。

そして困り果てた嫁さんが僕の実家と嫁さんの実家から親を呼んで最終的に実家に強制送還されることになりました。

ちなみにその時に嫁さんの父親から離婚届にサインしてもらうように言われ、僕は言われるがままサインをしました。

その時の心情は「無」でした。

実家に帰って劇的に症状が良くなる

で実家がある徳島に戻ったんですが、結果そこで劇的に症状が良くなりました。

治った理由は「病院と薬」です。

実家に戻った僕は相変わらず自殺行為を繰り返し、
実家でも「病院に行きなさい!」と言われました。

でも、僕としては東京での病院の診察で不信感が募ったので病院に行くのに否定的でした。

「自分の病気は病院では治らない」

そう思っていました。

それでも何とか地元の病院に行ってみました。

そこでこれまでの経緯を全て伝えました。

東京での診察内容も含め。

そうすると病院の先生から

「こざーなさん、よくここまで頑張りましたね。あなたは中度から重度のうつですよ」

と言われました。

その時に涙がぶわーっと出て止まりませんでした。

「ようやくわかってくれる人が現れた」

そんな気持ちになりました。

先生は続けます。

「こざーなさんにこれから新しい薬出します。これを飲めばよくなりますから。
ただし!効くのに時間がかかります。2週間だけ頑張ってもらえますか?」

と言われました。

僕としては

『2週間頑張ればいいのか』

というポジティブな気持ちになれました。

そこで言われた通り、2週間きちんと薬を飲んだところ本当に症状が良くなりました。

そうして約2か月でうつが治りました。

先生には本当に感謝しています。

現在の状況~うつ病が治ってからは

一応今は治っていますが、完治ではないです。
例えば、4月くらいの緊急事態宣言出ているあたりはやばくて

また病院に行って薬をもらいました。

あと、元々苦手だったことが苦手になったような気がします。
きちんとした会社勤めとか、人付き合いとか。

でも依然と違うのは「とにかく仕方ない」と開き直れるようになりました。

それだけでも心の負担が違います。

今後も「頑張り過ぎない」「仕方ないことはある」という気持ちで日々過ごしていこうと心がけています。

ちなみにうつでどん底になった自分を見捨てず待ってくれてた嫁さんにほんと感謝です。
僕がうつで実家に帰っている間、仕事も子育ても本当に大変だったと思います。なによりうつの時にかなり迷惑をかけてしまったので。

それでも離婚届を提出せずにいてくれたこと、また自分をうけいれてくれたことは本当に感謝です。ありがとうございます。

まとめ

鬱になって思いますが、いつなんのタイミングでメンタルの病気を抱えるか分からないなと本当に思いました。

後はとにかく自分の気持ちを大事にすること。

世の中生きていると色んなストレスや衝突があり、それを耐えなきゃいけないという風潮がありますが、

それでメンタル壊れてしまうと元も子もありません。

とにかく自分の気持ちを最優先にする。それが今の自分には大事なことだと思っています。

今、うつを抱えてしんどい人は是非、ひとつの参考にしてもらえればと思います。

-人生の悩み

Copyright© 都会のひきこもり暮らし , 2023 All Rights Reserved.